中国でPUBGに「死刑宣告」

どうもクリリソです。

一人でいる時間って大切ですよね。
もちろん誰かと時間を過ごすのも大切ですが、人間たるものときにはひとりになりたいものです。みなさんも無理なさらずに一人でいる時間を大切にしてくださいね。

PUBGとは世界中で人気のオンラインサバイバルゲームで、30ドル程度で買えるこのゲームは売上が1300万本を超えてなお、勢いのとどまることを知らない人気ゲームです。ゲーム実況ジャンルでの配信も非常に多く、プロのゲーマーなどの方がこぞって配信しているような状況にあります。

簡単に説明しますと、飛行機によって無人島に連れて行かれた100人のプレーヤーが武器、防具、回復アイテムなどを拾いながら戦い、最後に生き残るNo.1プレーヤーを競い合うゲームです。手榴弾もよし、車で引いてもよしと何でもありなこのゲームですがその過激さが今回規制の対象となったそうです。

中国での「死刑宣告」

中国オーディオ・ビデオ・デジタル出版協会はPlayer Unknowns Battle GroundsことPUBGが暴力的すぎるため販売を見送ることを発表いたしました。

先程述べたように、100人もの人々が手段を選ばずに殺し合うこのゲームは、社会規範から逸脱していて、悪影響を与えるとの判断がなされたそうです。

PUBGにおける世界観は習近平国家主席のイデオロギーに反するもので、習近平自身が呼びかけた中国の結束に影響すると考えられたみたいです。

Bloombergによると

上海のコンサルティング会社パシフィック・エポックのアナリスト、ベンジャミン・ウー氏は「基本的に中国でのＰＵＢＧへの死刑宣告だ。中国で説かれていることとＰＵＢＧの基調となるイデオロギーが衝突しているというのがこのゲームの大きな問題だ」と述べる。

と言われているらしく、国家版権局という中国本土のライセンス管理をしている組織からOKの合図は出なかったみたいです。中国ではツイッター等SNSの禁止など、厳しい情報統制にさらされているイメージですが、ある意味それを際立たせるニュースとなりましたね。

世界的に大人気なこのゲームが、世界的に大規模な市場を逃すのはとても勿体無いこととなってしまいました。また、中国人ゲーマーの中でもこのゲームをやりたい！という方には残念なお知らせとなってしまいました。

日本では問題なく遊べますのでぜひ気になった方は遊んでみてください。

（参考：Bloomberg）