日本代表W杯でのグループリーグ組み合わせが決定!!決勝トーナメント進出の可能性は!?

どうもクリリソです。

ついにワールドカップの組み合わせが発表されましたね。優勝国を予想するのもよし、日本代表を応援するのもよしと今から開催が待ちきれませんね!

日本代表W杯でのグループリーグ組み合わせが決定!!

日本代表はグループHとして

  • ポーランド(7)
  • セネガル(23)
  • コロンビア(13)
  • 日本(55)
(カッコ内はFIFAランク)
上記4チームの中で決勝トーナメント進出を争うこととなります。日本代表はポット4から選出されましたのでどのグループでもFIFAランクは最低になることは決まっていました。パッと見るとブラジル、ドイツ、スペインなどの名高い強豪チームがいないので決勝トーナメントにいけるのではと思うかもしれません。それでは、実情はどうなのか私なりにまとめてみます。


(画像:ゲキサカ


ポーランド代表(7)


ポーランドは激戦のヨーロッパ予選を首位通過した実力を持っており、今や純粋な強豪チームです。ヨーロッパ予選ではグループEとして
  • デンマーク
  • モンテネグロ
  • ルーマニア
  • アルメニア
  • カザフスタン
と戦い、10戦8勝1分1敗と超高成績をおさめている。チームの特徴としてあげられるのがその圧倒的な攻撃力!バイエルンミュンヘンで活躍するレヴァンドフスキを中心とした攻撃的なサッカーは破壊力抜群で10試合で合計28得点!!!28得点のうちレヴァンドフスキ自身が10試合で16得点と欧州予選での得点王に輝いた。レヴァンドフスキはオールマイティーのフォワードでシュートしてよし、パスしてよし、ボールをもってよしと完璧なストライカーとして評される人物だ。そんな中、日本代表として特に気をつけるべき点が、レヴァンドフスキの得点のうち6ゴールはPKによるものという事実。10試合で6回PKをもらっているのだから基本的にエリア内への侵入回数が多いアグレッシブなチームと考えていいだろう。日本代表のディフェンス陣が少しでも対応を誤ってしまえば笛を吹かれてPKを得られてしまうはずだ。かといって、対応が遅れてしまえばレヴァンドフスキに決められてしまうだろう。対ポーランド戦、日本代表の守備陣には完璧なプレーが必要とされることに代わりはないだろう。


レヴァンドフスキ
 (画像:サッカーキング


しかし、そんなポーランドにもつけいる隙はある。グループEでの欧州予選では、失点数がアルメニア、カザフスタンに続く3位(14失点)だ。1試合1失点以上のペースであることから日本代表にも得点のチャンスは数多くあるだろう。決めるべきシーンでしっかりとゴールゲットすることができれば、試合を優位に進められる可能性は十分にあると考えている。


コロンビア代表(13)


コロンビア代表といえば前回ワールドカップで1-4で大敗したのを覚えている方も多いだろう。雪辱を果たしたい日本代表だが、南米予選を勝ち上がってきたこの強豪チームを打ち負かすのは一筋縄ではいかないだろう。

南米予選を勝ち上がってきたチームは
  • ブラジル
  • ウルグアイ
  • アルゼンチン
  • コロンビア
  • ペルー

の5チーム。チリ、パラグアイ、エクアドルなどの強豪チームを差し置いてきたのだから実力は相当なものだ。南米予選では7勝6分5敗、21得点19失点という成績を残しているが、メッシ率いるアルゼンチン代表が7勝7分4敗、19得点16失点であることを考慮すればその強さがわかるだろう。注目選手は
  • ファルカオ
  • ハメス・ロドリゲス

だろう。ファルカオはコロンビア代表の歴代最多得点者であり、世界最高のボックスプレイヤーと評する人も多い。左右両足からゴールキーパーをかいくぐるような精度の高いシュートを打つことができる上に、本人がコツは気合と述べるヘディングでは無類の強さを誇る。身長は178cmと海外選手にしては低めだが、競り合いも強く日本代表で言えば岡崎のような泥臭いゴールも好む。僅かな隙を見逃さない「エル・ティグレ」(トラの愛称)で呼ばれ、2016-2017シーズンはモナコ(リーグアン)でパリ・サンジェルマンを抑え手の優勝に貢献、43試合で30得点を上げた。一時期は活躍できずに苦しむ時間も長かったものの、現在復調しておりコロンビア代表でも要注意なのは間違いない。

ティグレことファルカオ
(画像:ゲキサカ


続いてはハメス・ロドリゲス。前回大会の記憶が強く残っている方も多いだろう。甘いマスクに世界トップレベルのプレー、日本中の女性を虜にした……はず。攻撃的MFとしてのプレーすることを好み、前回大会では中盤ながらも得点王を獲得した。左足の精度はさることながら右足も使え、ゲームメークから得点までを一任できてしまう存在。年齢は現在26歳と油の乗ってきた時期であり、バイエルンミュンヘンでも重要な役割を任されている。天才といって間違いない選手であり、対戦できることが光栄である。

ハメス・ロドリゲス
(画像:サッカーキング

他にもスピードを持ったドリブルが特徴的なクアドラード(ドリブル回数はCロナウド以上)などどのポジションにも世界トップレベルの選手が揃っている。さすが南米のチームといった感じ。日本代表としては、前回対戦した経験を糧に、徹底的に対策を練って挑まなくてはいけないだろう。幸い、日本代表は他チームに比べて軽視されているはずなので、泡を吹かせられるようハリルホジッチの手腕が問われるだろう。


セネガル(23)代表


アフリカ予選グループDの中で
  • ブルキナファソ
  • カーボベルデ
  • 南アフリカ共和国

らと争って4勝2分の無敗(10得点3失点)で1位通過、ワールドカップ進出を決めた。正直予選の対戦相手の名前だけでは実力がわかりにくい。しかし、セネガル代表の選手を見てみればその実力は一目瞭然だろう。どの選手も欧州トップリーグでプレーする選手ですべてのポジションに優秀な選手が揃っている。身体能力の高さはもちろんのこと、近年ではアフリカの選手の戦術理解度は非常に高く、どのビッグクラブでも重宝されている。日本代表が一番苦手とする対戦相手になるかもしれない。

注目選手としては以下の2人を上げたい。
  • クリバリ(ナポリ)
  • サディオマネ(リバプール)


    クリバリはイタリアのナポリに所属するセンターバックの選手。ナポリといえば圧倒的な攻撃力を有しての戦いが売りだったが、今年は堅守が目立っている。そんな堅守の大黒柱がこの選手で、チェルシーなどのビッグクラブから70億円とも言われるオファーを受け取ったとされている。なお、クリバリの所属しているナポリは15試合を終えた現在、ユベントスを抑えて1位で失点の少なさも1位である。
    現在26歳とセンターバックとしては若いが、安定した守備には定評があり次世代センターバックとしては世界最高レベルの選手だ。187cmの長身で足も長く、競り合いの強いは一線級だ。一方でスピードもあり、サイドライン近くでスピードに乗った相手を苦ともせず、長い足から繰り出されるタックルは確実にボールを狩るという印象が強い。セネガルにおいても守備の精神的な支柱であり、この選手を攻略しなくては日本代表は得点できないだろう。


    クリバリ
    (画像:サッカーキング

    サディオマネはリバプール所属の攻撃的なサイドプレーヤー。昨シーズンはプレミアリーグで13得点を取り、リバプールの絶対的支柱として活躍しプレミアリーグの年間ベスト11に選出されている。爆発的な加速力を持っており、最初の1,2歩で最高速度に達しディフェンスを置き去りにする。ドリブル、シュート、パスとどの能力においても世界最高峰でありながら戦術理解度が非常に高く、オフザボールの動き等を含めて総合的にチームのためにプレーできる選手だ。リバプールではエジプト代表のサラーと共にWGを任されていて、その圧倒的な攻撃力は世界最高峰のチームであっても対策が難しいだろう。代表では背番号10を任されていて、セネガル代表の攻撃陣はこの選手の有無で大きく変わることは明白だ。以前所属していたサウサンプトンでは日本代表の吉田麻也と一緒にプレーしていたため、元同僚でありスピードに定評のある吉田麻也がいかにマネを抑えることができるかがセネガル攻略の鍵になってくるかもしれない。


    マネ
    (画像:LiverpoolFC



    日本代表の決勝トーナメント進出の可能性は!?



    個人的にも日本代表は非常に良いグループを引けたと考えていますが、決勝トーナメント進出はかなり難しいと言わざるをえないのが現状でしょう。前回大会ではアジア勢が1勝も上げられずに敗退していったように、世界とのレベルの差は確実にあります。


    しかし、日本のサッカー協会は実力向上のためにいろんな策をとってきました。今年は浦和レッズがアジア・チャンピオンズリーグを制するなどJリーグのレベルも確実に上がっています。日本代表がハリルホジッチ監督のもとで100%の力を出し切ることができれば決勝トーナメントに進出することは十分にありえるグループです。もちろん下馬評では難しいと評されるかもしれませんが、(私も難しいとは思います)何が起こるのかがわからないのがサッカーです。ワールドカップまで200日もありませんが、選手それぞれが成長して、成熟して最高のメンバーで最高の戦いを演出してほしいですね。



    日本代表W杯でのグループリーグ組み合わせが決定!!決勝トーナメント進出の可能性は!? 日本代表W杯でのグループリーグ組み合わせが決定!!決勝トーナメント進出の可能性は!? Reviewed by Roux on 13:22 Rating: 5

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